新潟県知事選挙2018年の情勢!花角英世氏当確

election

新潟県知事選挙2018年の候補者3人の、6月10日の投開票結果が出てきたので速報で随時更新しながら得票数を、お伝えして行きたい。

速報!候補者3人の開票結果と得票数は?

2018年の新潟県知事選挙が行なわれ、候補者3名の開票結果と得票数が出てきたので、本稿内で速報で得票数を随時、更新していく。

今回の開票で新潟県知事選挙の投票率は前回の新潟県知事選挙よりも4ポイント高い、58.25%になるとの集計結果が報じられている。

山口節生氏は出馬の届け出をしなかったが、詳しくは別記事にて県知事選挙の候補者一覧で掲載している。↓

新潟県知事選挙2018年の候補者一覧の名前は誰なのか?
15日に正式に花角英世氏が立候補され、連立与党政権である自公支援枠からの出馬に。新潟知事選挙2018の争点となっている柏崎刈羽原発の唯一の再稼働推進派としての争点になるのは必至の選挙選。対する無所属からの立候補を表名している紅一点の対抗馬である池田千賀子氏は野党会派からの支援を受ける。[ gubernatorial ]

新潟県知事選挙2018の開票が行なわれている中、早くも与党支持で立候補された花角英世氏が当選確実とした情勢で得票数の一覧表は以下の通り。↓

新潟県知事選挙に出馬の与党V.S野党対決の3候補の開票結果と得票数
立候補者名推薦および支援政党・支援団体名・支援議員名柏崎刈羽原発の再稼働当/落・結果得票数
花角英世自民党・公明党与党政権の支援:二階俊博幹事長:自民党新潟県支部連合会・JA県農政刷新連盟:JA県農政刷新同志会検証委員会の調査結果次第当確54万6,670票
池田千賀子野党会派6党の支援:立憲民主および自由党の推薦・枝野幸男代表・( 選対幹部 )菊田真紀子衆議院議員:森ゆうこ参議院議員原発再稼働反対( 県民投票 )50万9.568票
安中聡無所属原発再稼働反対4万5,628票

10日22時40分前、花角英世氏が当選確実と決定したが、リアルタイムで随時更新して行く。

新潟県知事選挙2018年の情勢を
読み解く上では、紅一点の池田千賀子氏と
与党政権からの候補である花角英世候補の
実質2人の戦いになると見るしか無い情勢
だ。

新潟県知事選挙候補者3名の県政策と情勢は?

 では、ここで池田千賀子氏と花角英世氏の
2人の一騎打ちが事実上の新潟県知事選挙2018の
情勢だとなるが、ではどちらの候補が優勢なのか?

結果的に与党候補とも言うべき、与党支持の
花角英世氏が当選確実とした要因は、
原発再稼働問題を他候補と横並びに
新潟県民の意思に委ねる 」とした
選挙戦略が功を奏したと見ている。

新潟県理事選挙2018の上記候補者のうち、
報道で一騎打ちに、なるのは間違いなく
野党が支援する無所属の池田千賀子氏
( 新潟県議会議員 )と与党政権が支援する
無所属の花角英世氏( 元海上保安庁次長と
元新潟県副知事 )だと言われている。

ここで重要なことは「 真実は何か 」と
言うことだが安中聡候補は「 厳然たる事実 」
として過去に逮捕歴が有る事を、お伝えしておく。

仮に安中聡候補と山口節生氏( 立候補の届け出をせず )
に逮捕歴が無かったとしても、知名度の差や
組織力の違いと言う点で圧倒的な開き
がある。

上記の情勢の一覧を見ても分かる様に、
今回の新潟県知事選挙2018は正に「 与党VS.野党 」の
対立構造そのもので有ると言っても差し支えない。

2018年の今年は国政選挙が無い年なので、なおさら
与野党は新潟県知事選挙の結果を重要視している。

さて、花角英世氏と池田千賀子氏のどちらが、
新たな新潟県知事の椅子を掴み取れるのか?

次章からは知事選の情勢に加えて、選挙結果を
不肖この私めが大胆にも予想してみたい。

池田千賀子氏の新潟県知事選挙公約と情勢

 統一野党代表の池田千賀子候補は何しろ
原発ゼロ政策に花角英世候補よりもブレが無い。↓

  • 原発ゼロの新潟を目指します
  • TPPから新潟を守り地域経済の再生を
  • 女性の視点から子育て世帯への生活支援
  • 医療の地域間格差を解消します
  • 新潟県版の給付型奨学金の充実を図る
  • いじめ問題の解決と通学時の安全確保
  • 新潟県政の情報公開を徹底します
  • 新潟県民との対話の場を設ける県政を実施

池田千賀子氏は支持母体が原発再稼働を
したがっている方針の与党では無いので一貫して
原発を無くすという公約に一切のブレがない。↓

惜しくも落選された池田千賀子氏は、
「 私に投票頂いた県民の皆様には申し訳なく思っている 」
と気落ちした面持ちで話していた。

当確の花角英世氏の新潟県知事選挙公約

 自公政権与党からの支援を受けて出馬される
花角英世候補の主な公約は以下の内容になる。↓

  • 原発は3つの検証を徹底し将来は脱原発社会に
    1. 福島原発自己の原因究明
    2. 県民の健康と生活の影響
    3. 災害避難経路などの計画
  • 将来的には原発に依存せず安全と安心を守る
    1. 米山知事の政策だった3つの検証の継続
    2. 検証結果が出ない内は再稼働の論議はしない
    3. 検証結果と鑑みてから避難計画の策定に入る
    4. 検証結果を県民と共有し信任を得るかを問う
    5. 将来的には原発からの脱依存の社会を実現

柏崎刈羽原発の再稼働賛成などと言った日には
落選が確実なのは、火を見るよりも明らかなのは
百戦錬磨の自民党の支援を受けて居るので
戦略は十分に分かっておられる様だ。

勝利インタビューの中で、花角英世氏は
「 暮らしやすい新潟県、地域経済の活性化を
目指す新潟県の2点を訴えて来たことが県民の
皆様に評価されたんだと思う 」と話した。

また知事就任の際、「 県庁の職員の意見から聞いて
行きたいと思ってます 」とも語った。

また、米山隆一前知事の辞職に伴う県政に付いては
「 混乱には終止符を打って、落ち着いて数々の
課題に向かっていきたい 」とも述べている。

ここで、UXの中島記者から「 原発再稼働 」に
関する質問が花角英世新新潟県知事に飛び出した。

「 検証委員会に検証作業を進めて頂いて、
まずは調査結果次第 」だと慎重な姿勢を崩さない。

「 その上で、リーダーとして決めるが新潟県民の
納得が頂けるかどうかに尽きます 」とも語っていた。

朝日新聞の調査では、原発再稼働反対派も何割かは
花角英世候補に投票したと報じられている。

安中聡氏の新潟県知事選挙公約と情勢

 そして、安中聡候補が掲げる公約は2つであるが
わかりやすく、箇条書きで3項目に分割した。↓

  • 原発再稼働反対
  • 原発を廃止するための政策の実行
  • 米山路線を継承すること

上の公約を掲げる安中聡候補の政策を
記した公式サイトを探したのだが、YAHOO!ブログ
しか見つけることが出来なかった。↓

https://blogs.yahoo.co.jp/annaka_satoshi/15852195.html

正直、上記の安中聡候補の新潟県知事選挙の
情勢は非常に厳しいとしか言いようが無いのが
正直な感想である。

花角英世候補と池田千賀子候補に既に大きく
水を開けられているのに、公式サイトがヤフーブログ
だけというのは、あまりにも厳しい。

そして、知事選の公約から政策に対する
熱意というか本気度が伝わってこないのである。

基本的に原発の再稼働反対路線を
公約に掲げていらっしゃるのは分かるが、なんか
こう「 安中カラー 」という物が見えてこないのだ。

このままでは、あまりにも厳しい情勢である。

原発再稼働反対V.S再稼働推進の知事選か

 野党代表格の池田千賀子氏候補は完全に
新潟柏崎刈羽原子力発電所の再稼働には反対だ。

池田候補の主張にはブレが無いものと見ている。

さて問題は与党の支援を受けて、それも
自民党の二階俊博幹事長【 79 】のシナリオ
通りだと報じているメディアも有るが問題の
柏崎刈羽原発の再稼働に関して 」は?

花角氏:( 米山県政下の )検証委員会を
しっかりやるべきだと思います。

検証をやっていないのに、再稼動が
できるわけが、ないじゃないですか

【 引用ここまで↑出典:HARBOR BUSINESS Onlien 】

え。…って事は新潟県独自の原発検証委員会が
「 再稼働OK! 」を出せば再稼働する、おつもりなのか?

前新潟県知事の米山隆一氏は、原発再稼働反対の
姿勢を貫いて野党支援の候補から当選されているが、
基本方針は避難用のバスの運転手が確保できていない
避難計画が十分でないという理由で再稼働反対だった。

ここは大変に重要な所なのだが、上記のニュースサイト
に拠れば、花角英世氏が原発再稼働に反対だった理由を
事実関係として、ご存じなかったのだという。

ただ、間違いなく言えるのは絶対に花角候補は
「 原発再稼働に賛成です! 」とは口が裂けても
言わないだろうと、いうことだ。

仮に原発再稼働を推進するなどと公言したら
間違いなく県民感情の反発を招き、絶対に
票が集まらないからである。

支援政党である自民党は何十年も選挙を戦ってきた海千山千のプロなので、決してバカじゃない。

衆議院議員選挙2017年で小池百合子都知事が失速した理由
小池百合子氏が代表を務める希望の党が失速し、鉄の天井を破れなかったのは何故なのか?[ iron-wall ]先の衆院選2017で大勝した安倍自民党政権とは対象的に大敗を喫した希望の党の代表、小池百合子氏の裏の顔を含め、鉄の天井が破れなかった驚愕の理由が分かった!

安倍政権の支持率が回復で知事選に影響は

 なぜか、ココ最近になって安倍・政権与党の支持率が回復してきているとの報道がある。↓

この週末に行ったNNNの世論調査で安倍内閣の支持率は5.7ポイント上昇し32.4%となった。

世論調査で安倍内閣を支持すると答えた人は32.4%、一方で支持しないは50.6%だった。

< NNN電話世論調査 >
【 調査日 】5月18日~20日
【 全国有権者 】2,066人
【 回答率 】37.9%

【 引用ここまで↑出典:日テレNEWS24 】

それでも、まだまだ指示しない率の方が
高いが、それでも5.7ポイントの上昇は大きい。

ちなみに上記引用の世論調査の結果は5月18日から
20日に掛けての2018年のものなので最新だ。

なぜ、安倍政権の支持率が上昇したのかは
定かではないが、新潟県知事選挙の情勢に有利な
追い風となって花角英世氏を後押しするのか?

新潟県知事選挙2018の結果予想はどうなる?

 では、いままで書き( 打ち )連ねてきた
経緯を鑑みながら、新潟県知事選挙2018の情勢を
考えてみるが、ここから先は完全な個人的な予想だ。

理屈じゃなく、いかに安倍政権与党の支持率が
回復基調に有っても、池田千賀子候補が当選して
新潟県知事に就任する予感がする。

不肖この私めは新潟県民ではなく、茨城県民だが
池田千賀子氏の好感度が抜群に良い点が1つ。

だからといって安中聡候補が今ひとつだと
言いたいわけではないが、なんかこう「 これをする 」
という政策の熱意みたいなものが見えてこない。

それでも「 原発再稼働には断固反対 」だと
言い切れば、まだ道は有るものと思えるが、
原発再稼働問題に対して、きっちりとした
政策理念を固めないと当選は厳しいのかも知れない。

花角英世氏は基本方針が「 原発再稼働の推進 」という
与党政権から支援を貰っている以上、反対とは言えないが
将来的には、原発からの脱依存を目指すと公約した。

前回の米山隆一元知事が当選した経緯を振り返ると
原発再稼働の方針を玉虫色にしたまま、知事選
を戦うのは難しい情勢なので、ここはきっちりと
固めてきたが、当選した後に手のひら返しが無いことを願う。

ちなみに、花角英世氏と池田千賀子氏以外で
無所属で出馬される安中聡候補が勝利できる可能性は
限りなく、皆無に等しい情勢だと言えるだろう。

ただ「 旺盛なチャレンジ精神 」には敬意を表したい。

それと、当初は出馬を表明されていた山口節生氏は
最終的に新潟県知事選挙への立候補の
届け出を行なわなかった。↓

 知事選を巡っては、さいたま市の山口節生氏も
出馬の意向を示していたが、立候補を届け出なかった。

【 引用ここまで↑出典:日本経済新聞 】

と、いうわけで本稿では紅一点の池田千賀子候補が
当選する可能性が高いとする新潟県知事選挙
2018年の情勢だという選挙結果を予想
しておく。

コメント

  1. アホな記事 より:

    明らかに野党支持者なんだろうなという記事の書き方で公平性のかけらもないな。まあ別に公平に書く必要もないんだけど。
    池田応援して落選するとかどんな気分だろう。息してんのかな。

    • 小松 毅鑑 より:

       コメントを頂き、ありがとうございます。m(_ _)m

      ちなみに私は茨城県民であり、野党支持者でも有りません。
      かといって与党支持でもなく、だれかに肩入れした記事を
      投稿しているわけでも、ございません。

      きっとあなたは、「 新潟県知事選挙 結果予想 」という
      キーワードで検索されて当ブログに、お越し下さったのでしょう?

      100人居れば100人の当落予想があるものと思います。

      池田氏を応援しているわけでもないので、あくまでも
      「 街頭インタビュー 」という感覚で、お読み頂ければと
      思います。

      別に私は立候補されている3名の誰が当選されようとも
      痛くも痒くも、ございません。

      ただ、当ブログの基本的な姿勢は「 ニュースサイトには無い
      価値の有る有益な情報を読者に提供する 」という理念が、
      メイン・コンセプトに、なります。

      なので、記事タイトルで「 〇〇の答えは、こちら! 」などと
      読者を釣ってクリック誘導し本稿内で「 分かりませんでした 」
      という姿勢は基本的に、いたしません。

      ( 本題以外の副次的な情報に関しては、「 分かりません 」
      と記載する時も、ございますが )

  2. ニャー助さん より:

    明らかに、見出ししか読まずに文句付けてくるくだらないコメントにもReされる小松さんの几帳面さ感服いたします。

    本題ですが、不在者投票が期日前投票に制度が変わってから、ますます公明党の組織票の威力が強くなってます。名護市市長選挙などは分かりやすい例でしょう。花角氏が優勢と思いますが、もし池田氏に負ける事があったら、それは内心、安倍政権のスキャンダルにウンザリしてる「公明党の手抜き」が原因になるのではないかと注視してます。
    投票権はありませんが注目してる選挙です。

    • 小松 毅鑑 より:

       ニャー助さま、こころあたたまるコメントを頂き
      誠に、ありがとうございます。m(_ _)m

      几帳面…周りの人たちからも、よく言われます。( 笑 )

      それは、そうとやはり今回の選挙の争点は与党VS野党ですね。

      ニャー助様のおっしゃる通り、公明党の組織票と言うものは
      あり、その最たるものが不肖この私めが子供の頃から聞いていた
      「 創価学会票 」だと思います。

      政教分離であるべきなのですが、いまでも公明党の公式HPには
      質問ページに創価学会の事が「 政党と支持団体の関係です 」と
      明記されているようですね。

      選挙結果には私も大変、高い関心を持って注目しているところです。

  3. ニャー助さん より:

    結果出ましたが、与党「辛勝」!
    得票率では当選者は50%を切っている。第三の候補者がいたので!
    政治的な意味あいとしては、今回は与野党引き分け!政権は首の皮がつながってほっとしてるが万々歳できる程の得票ではない!
    以上、私的分析でした(;^ω^)

    • 小松 毅鑑 より:

       ニャー助さま、何度もお越しいただき誠にありがとうございます。

      おっしゃる通り、ほとんど獲得数には差がないので与党政権は
      「 圧勝 」とは行かなかったですが本稿の予想は外れてしまいました。

      前回の新潟県知事選挙で、米山隆一・前知事が反原発で勝利しているので
      自民党政権の選挙戦略は「 いかに柏崎刈羽原発の再稼働を隠すか 」で、
      なんだかんだ言って、候補者3人全てが「 原発再稼働は県民の皆様に 」
      という感じの姿勢で横並びに持っていきましたよね?

      ここの所の自民党政権の選挙戦略が非常に上手く、一枚うわてでした。

      ここが花角英世氏が当選した重要なポイントだったような気がします。

タイトルとURLをコピーしました