民進党の蓮舫代表の発言がブーメランか?ベストマザー賞2017年

renhou

ベストマザー賞でゲスト出演[ renhou ]

 民進党代表を務める「 村田蓮舫 」参議院議員【 49 】が5月11日に催された「 ベストマザー賞 」の授賞式にプレゼンターとして小池百合子・東京都知事【 64 】と共にゲスト出演され、その壇上で自身の子育て論を語った。

( 以下「 産経ニュース 」から引用 )↓

「( 子育てで )一番こだわったのは挨拶。

『 ありがとう、ごめんなさい 』をちゃんと言えるように教えてきた 」

( 引用ココまで )↑

 このベストマザー賞で挨拶した蓮舫代表の言葉じりを捉えて菅義偉官房長官【 68 】が「 嘘を付いたら駄目だと、ずっと言ってきた 」と蓮舫代表の二重国籍問題にチクリ☆という記述のニュースサイトを見たが、事実とは若干異なる報道の様だ。

 では、2章に入る前に「 蓮舫代表に対して菅義偉官房長官が嘘は駄目だ 」と言及した、とする報道に付いて。

詳細な一連の経緯は、こうだ。

5月12日午後の菅義偉官房長官の
定例記者会見で、当該の女性記者が
[ renhou ]蓮舫議員のベストマザー賞の
挨拶の内容に触れた後に「 長官は子育てに付いて
“何が重要”だと思われますか?」と質問。

この女性記者の質問に対して菅義偉官房長官は
「 まぁ私は、やはりウソを付いちゃダメだと
いう事だけは、ずっと言ってましたですね 」と、
自身の子育て論に対して回答したので有って、
決して蓮舫議員の言動を皮肉った訳では無い。

 これは実際の加工なしの会見動画を見た上での
私めの所見なので、99%間違い無い筈だ。

 記事タイトルにも有る、ブーメランってのは
投げると自分の所に戻ってくる狩猟や
スポーツに使われる飛び道具の一種を指して
言う事から、自分が相手に向かって追求した内容が、
そのまま自分に帰って来るネット用語でもある。

「 ブーメラン乙 」とも言うらしい。

インターネット上で検索すると
蓮舫ブーメラン
というキーワードが多いのだが
今回のベストマザー賞で挨拶した蓮舫議員の
スピーチの内容が本当に「 ブーメラン 」なのか、
本稿の中で徹底検証して参りたい。

「 ありがとう 」を言った蓮舫代表

 では、まず「 ありがとう 」を蓮舫代表自身が
言えるのか、という検証を執り行っていくが
これはブーメランでは無かった事が判明した。

時は遡って昨年の2016年12月28に
行われた自身が代表を務める民進党本部
( 東京都千代田区永田町 )での党職員への
仕事納めの挨拶での一言。

( 以下「 産経ニュース 」から引用 )↓

「 今日は、ともかく明日は糸魚川に
視察に行く事に、なりましたが
素晴らしい仕事ぶりを発揮して、
移動だけで1都5府県です。

『 こんな日程を、ありがとう 』」

( 引用ココまで )↑

と皮肉いっぱいに「 ありがとう 」と
述べてはいるものの、それに続いた言葉は
「 この様な過密なスケジュールを組んでくれた
役員室の皆さんに愛情を込めると共に
来年は、もっと優しい日程を組んで頂きたいと
改めて御願い申し上げます 」と、
恨み節とも取れる要望を訴えていた。

ちなみに被災地である「 糸魚川大規模火災 」とは
昨年の12月22日に発生した新潟県糸魚川市で
発生した大火災の事である。

 蓮舫代表とも言えども神様では無く
人の子なので、長距離を長い時間掛けて
移動するのは、乗っているだけでも辛いのは
トラック運転手としても分からないでもない。

 しかし蓮舫代表の、この発言は先の
「 まだ東北の方で良かった 」という不適切な発言が
原因で問題となり閣僚を辞任された
今村元復興大臣の言動を彷彿とさせる
言い回しで有った事は間違い無い。

http://takenori.info/blog/journalist/

辛いのは分かるが蓮舫代表の、この発言も
被災者の方々に反感を買う結果と
なってしまったのでは無かろうか。

アルバイトの若い兄ちゃん達が自身の
仕事の愚痴を言うのならともかく、
国民の血税で給料を貰っている国会議員の、
それも野党第一党の代表が言うべき
言葉では無かった様に思う。

2重国籍問題で謝罪した蓮舫代表

 昨年9月23日の民進党・蓮舫代表の
定例記者会見場に於いて、自身の台湾籍【 謝蓮舫 】と
日本籍の2重国籍問題で次の様に謝罪した。

「 台湾の籍の離脱手続きに関して、
改めて私の籍の事に関しまして私の発言に
一貫性が無かった事で、ご迷惑をお掛けした事
これまでも、お詫をびしておりますが今回も
改めて報告と合わせて御詫びを、さして頂きます 」

「 ごめんなさい 」とは言っていないが
繰り返し謝罪は、されている蓮舫代表なので
この章でもブーメランは一応、
回避しているのだが、しかし…

 この2重国籍問題を、ざっくり説明させて頂くと
蓮舫代表は1985年に日本国籍を取得しているが、
自身が保持している台湾籍を離脱するための手続きを
行っておらず、2重国籍の侭の状態で居た事である。

だが被選挙権に於いて2重国籍を有する者が
立候補出来ない規定は存しない。

しかしながら、蓮舫氏は2004年の参院選の告示に
「 1985年に台湾籍から帰化 」と表記した事で
公職選挙法では経歴の詐称は「 虚偽事項公表罪 」
に当たると定めている部分に違反しているとして
世論の波紋を呼んだ。

「 嘘を付く人間が野党TOPの党首で
統治など出来るのか 」と批判した政治家も、
いらっしゃるようだが、ここで重要なのは
「 帰化 」の定義である。

( 以下「 ウィキペディア 」から引用 )↓

 帰化は、ある国家の国籍を有しない外国人
国籍の取得を申請して、ある国家が
その外国人に対して新たに国籍を認めること。

( 引用ココまで )↑

 ここの「 国家の国籍を有しない 」の下りが
「 二重国籍者 」が帰化者としては認められず、
従って「 虚偽記載 」ではないかと
問題視されているのが大まかな成り行きである。

 菅官房長官が嘘を付かないように、と
「 自分の子供に 」教育していると言ったのは事実だが、
蓮舫氏自身に向けて言ったわけでは無いにせよ、
出馬時のプロフィールに帰化の表現は付けるべきでは無かった。

蓮舫代表は本当にベストマザーなのか

 さて、この4章では蓮舫代表の
私生活面の素性に迫っていく所存。

これも情報の出処は昨年の11月18日に
放送されたテレビ番組、
「 中居正広の金曜日のスマイルたちへ 」である。

番組の内容は蓮舫代表が暮らす生家の
取材で家族構成は自身の母親と夫と子供たち。

このTV放送内で蓮舫代表の「 本性 」を垣間見た!

( 以下「 YouTube 」から引用 )↓

長女は「 家の中の序列は、どうなっているのか 」
という質問に対し、蓮舫氏がズバ抜けて上で
その下に自分達子供が来て、次はペットで
父親の地位は、ずっと下だと手を下げて見せた。

その時に“代表”は娘の手を取り更に下に下げた。

( 引用ココまで )↑

では蓮舫氏の、ご主人はこの番組の中で
自身の立場を、どのように語っているのか。

「 序列ですか、家族の?正直な所…
最下位じゃないですか?植物以下ですね。
邪魔に、ならないようにしている 」

 ご主人は謙遜しながら冗談交じりに
仰っていたのかもだが、これではさすがに
蓮舫氏自身が「 ママ達の憧れや目標となる
ベストマザー 」を語ることは難しいので
残念ながら「 ブーメラン 」と認定させて頂く。

正直いって蓮舫氏の、ご主人が
どの様な人物かは詳しく知らない。

蓮舫氏に対して良妻賢母を求めては居ないが、
いくらなんでも自分の夫を蔑み過ぎてはいないか?

野党第一党の党首である蓮舫代表

 序章ではインターネットのニュースサイトの
記述が真実と若干のズレが有ると綴った。

2章では「 糸魚川視察発言 」3章では
「 2重国籍問題 」4章では「 私生活での本性 」に
付いて取り上げたが、あなたはどの様に
受け止められたで有ろうか?

 私めは個人的には「 クセの有る女性だな 」と
思うのだが、だからこそ生き馬の目を抜く
政治の世界を、図太く生き抜いて来れたのかも知れない。

インターネット上では、批判的な意見が多い
蓮舫代表だが、伊達に野党第一党である
民進党のTOPを務めては居ないだろう。

 参議院2割、衆議院も2割、都道府県議員も
全体の14%を擁する野党の最大勢力の党首なのだから、
当然それだけの政治手腕を始めとする
人間力は持ち合わせて居る筈。

私めが高校生の頃に観ていた
「 たけしの元気が出るTV 」などで出演され
タレントとして、ご活躍されていた蓮舫氏は
もともとの知名度は有ったものの
「 親の七光り 」で、ぬくぬく当選できる
二世議員ではない実力派の政治家である。

これからも、その「 強かさ 」を武器に
ますます日本の国民の為に、より良い
政治活動を行って頂きたいものである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました