第4次安倍改造内閣の紅一点、片山さつき
内閣府特命担当( 地方創生等 )大臣【 59 】に
はやくも文春砲が発動し、「 口利き疑惑 」が
報じられているが、直撃取材した2015年当時に
関東信越国税局長をされていた人物名は誰か?
【 当記事ページの目次 】
片山さつき大臣の口利き疑惑の関東信越国税局長
別記事でも投稿したが週刊文春は、片山さつき大臣が2015年当時に、
とある製造業を営む経営者からの依頼で関東信越国税局長に「 口利きをした疑惑 」を報じた。
内閣府特命担当大臣に就任後、さっそく「 スーパーシティ構想 」を立ち上げ、
「 地方創生推進交付金 」の拡充に意欲を示すなど、精力的に政務に励んでいる。
しかし、そんな中で「 待ってました! 」と言わんばかりに、片山さつき大臣に向かって
文春砲が炸裂しているが、片山大臣は名誉毀損で訴える旨を緊急会見で話した。↓
文春砲が報じている片山さつき大臣の口利き疑惑の
主な内容は2015年当時、関東信越国税局長に対して、
依頼された製造業の経営者の青色申告の取り消しの撤回を
するよう、便宜を図った見返りに100万円の謝礼金を
受け取ったとされる疑い。
X氏の件で片山氏から連絡を受けたことはあるか。
「 えーと、それはですね。
私が関信国税局長のときですね。
仕事、個別の事案は、業務上
お話しできないことになっているんで 」口籠りはしたものの、片山氏からの電話を
否定することはなかった。
口利き疑惑の真偽はともかく、週刊文春は
2015年当時、関東信越国税局長をされていた
人物の名前は公表していない。
口利き疑惑に関与したとされる製造業者が
片山さつき大臣に直接、参議院会館にて
面会した時期が2015年の9月の時点で、当時の
国税庁・関東信越国税局長に電話をしているという。
2015年【 平成27年 】の9月時点で関東信越国税局長を
されていた人物は、松村 武人( まつむら たけひと )氏
【 57 】で、現・国立印刷局理事長をされている方だ。
松村武人氏は大学時代、東大のテニスサークル
「 東大トマト 」に所属されており、当時は
片山さつき大臣の1年後輩だったという。
2015年当時に国税庁関東信越国税局長だった人物
前出の口利き疑惑が問題視されている2015年の
9月の時点で、国税庁・関東信越国税局長だった
松村武人氏だが、結果的に製造業者の狙い通り、
製造会社の青色申告の取り消しが撤回される事は
なく、松村国税局長がわは毅然とした対応をした。
また文春は直接取材の中で、片山さつき大臣から
電話があった事じたいを否定しなかったと
報じているが、会話を録音した音声データは
公開されていない。[ matsumura-takehito ]
片山さつき大臣から、口利きをされたのか否かの
真偽は、ともかく松村武人国立印刷局理事長が
2015年9月の時点で、国税庁・関東信越国税局長を
歴任されていたことだけは、紛れもない事実である。
経歴
昭和58年4月 大蔵省採用平成25年7月 財務省大臣官房参事官( 関税局担当 )
兼内閣官房TPP政府対策本部員26年7月 同大臣官房参事官兼大臣官房審議官
( 関税局担当 )兼内閣官房TPP政府対策本部員27年7月 国税庁関東信越国税局長
28年6月 財務省関東財務局金融安定監理官
29年4月 ( 独 )国立印刷局理事長〔 現役出向 〕
上の公表されている資料データを見ると、
松村武人国立印刷局理事長は、1983年4月に東大を
卒業後、大蔵( 現財務 )省に入省されている。
1年先輩の片山さつき大臣が、前年の1982年に
東大法学部を卒業後、大蔵省主税局に配属されてる。
片山さつき大臣と松村武人国立印刷局理事長は
東京大学から大蔵省まで、ずっと先輩後輩の間柄だった。
つまり、週刊文春が「 旧知の仲 」だとする
記述は、完全に辻褄が合う。
片山大臣の口利き疑惑を記録した音声データは有る?
週刊文春の十八番、定石手段としては
一気に情報を出さずに「 第2弾・第3弾 」と
小出しにして行く商売の手法がある。
だが現時点では、片山さつき大臣が2015年当時に
松村武人国税庁・関東信越国税局長に口利きを
行ったとされる音声データは公表されていない。
仮に口利きの依頼を行った会話を録音した
音声データが公表されたとしても、結果的には
製造業者がわの狙いである「 青色申告の取り消しの
撤回措置 」は行われなかったので、松村武人氏が
あっせん収賄容疑で追求される事は無いはずだ。
国税庁・関東信越国税局長に新たに就任した日付け
片山さつき大臣が2015年当時、松村武人氏に
青色申告の取り消し撤回の口利きをしたとされる
疑惑の月は、依頼者が参議院会館に訪れた
9月以降であると文春は報じている。
さて、松村武人元:国税庁・関東信越国税局長が
2015年に新たに着任された日付を見てまいりたい。
2015年7月13日 税のしるべ:7日付の財務省・国税庁人事で関東信越国税局長に松村武人氏が就任した。
川上尚貴前局長は同日付で経済社会総合研究所
総括政策研究官兼内閣官房内閣審議官
( 内閣官房副長官補付 )兼内閣府大臣官房審議官
兼内閣府本府地方創生推進室室長代理に就いた。
つまり、2015年( 平成27年 )の7月7日付けで
川上尚貴氏から松村武人氏へ関東信越国税局長が
バトンタッチされた人事が行われたという発表だ。
片山さつき大臣が、口利き疑惑をしたとすれば
2ヶ月後の9月以降なので、前任の川上尚貴氏は
「 あっしには関わりの無ぇこって 」という事になる。
国税庁・関東信越国税局長にはおとがめ無しか
内閣府特命担当大臣( 地方創生等 )に
就任した直後に文春砲とは、まったくもって
片山さつき大臣も、気の休まる暇が無いか?
スタッフです。#井上貴博代議士 と#女性の大活躍推進福岡県会議 の皆様が大臣室にご来訪。#女性活躍 担当 pic.twitter.com/0kUwvHbS9Q
— 片山さつき (@katayama_s) 2018年10月17日
しかし、自身の身が清廉潔白なれば何も
慌てる必要など、どこにも無いのである。
現時点では、あくまでも「 口利き疑惑 」の
段階なので事実であると断定されたわけではない。
しかし、結果的に製造業の経営者の口利き依頼が
有ったとしても、青色申告の取り消しは覆らなかった
ので松村武人氏が、どうのというよりも国税局がわが
まったく関与していないと言うことは言い切れよう。
つまり最悪、このあとに文春側が仮に口利きを
行っている電話の会話を録音した音声データを
公表したとしても、国税局は非を追求される事はない。
しかし、先行きの雲行きが怪しくなったのは
片山さつき大臣だが、何もやましいことがなければ
臆することは無いはずで、堂々としていればいい。
かつての「 大蔵美人 」は自身の身の潔白を
ビシッ!と、証明できるのかー!?
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