警察が傷害容疑で事情聴取[ toyota-mayuko ]
埼玉4区選出の国会議員、「 豊田真由子 」
[ とよたまゆこ toyota-mayuko ]衆議院議員【 42 】
から今年の5月に移動中の車内で罵声を
浴びせられた上に手を挙げられたとして
元政策秘書の男性【 55 】が今月に入ってから
警察に被害届を提出し、6日に受理された。
埼玉県警は今後、豊田真由子議員本人からも
詳しく事情を聴き、傷害容疑で
捜査を進めるとしている。
週刊新潮が公開した元政策秘書への
罵声や手を上げる様子が録音された
証拠の音声が注目を集めている。
暴言を吐かれた上に手を挙げられた事で
顔面打撲などの怪我を負った元政策秘書の男性は、
被害届けを出した埼玉県警に、録音した音声メディアと併せて
「 医師の診断書 」も併せて提出してる。
- 豊田真由子議員が警察に捜査される訳とは
- なぜ元政策秘書の男性は音声を録音したのか
- 元政策秘書の男性は医師の診断書も提出
- 元政秘書が辞めた本当の理由とは何か
- 豊田議員が生まれ育った家庭環境を検証する
- 二面性を併せ持っていた豊田氏の裏の顔
- 警察の捜査が進む中で逮捕の可能性は有るのか
- 情緒的に未成熟な人間の特徴とは
- 自業自得の結果に、なった警察沙汰
- 弱い者いじめでしか無かった一連の不祥事
- 元自民党だった豊田議員の問題点とは
安倍チルドレンとも称される豊田議員は、
問題の音声が報道されて後の先月の22日に
自民党に離党届けを出し、受理された。
東大法学部出の才媛は、厚生省( 現在の厚労省 )に
入省し、その後の2012年の衆院選で初当選後、
数々の政務官を歴任するなど輝かしい経歴を持つ
国会議員2期目の超エリートである。
そんな豊田議員が渦中の騒動の中心人物に
なってしまい、仕事上のミスを理由に
元政策秘書に対して今年5月に
暴言を浴びせた事と併せて3日間で
20回近くも手を上げたとして
警察沙汰に、なってしまった背景には
いったい何が有ったのだろうか?
七夕である7月7日現在、心身症で入院中だという
豊田真由子議員の生い立ちから追ってみたい。
【 当記事ページの目次 】
スーパーエリート家族の豊田議員
上述した豊田議員の元政策秘書の男性は
6月18日に辞職しているが、彼女の気性の激しさは
今に始まったことでは無かった。
2014年に催された春の園遊会では
招待者以外は入場禁止の会場に、入り口で静止されたにも
関わらずスタッフに怒鳴り散らしながら
同伴した豊田議員の親族とともに強行突破
の末に入場している。( Wikipedia )
さらには、国会議員に当選される
以前のキャリア官僚だった時代から
「 クセの強い女性だ 」とする評判は有ったようだ。
そのような彼女の人格形成は、
どの様な家庭環境で育まれてきたのか?
ここで週刊誌の記者が彼女の、ご両親を
突撃取材した非常に興味深いオンライン記事を
見つけたのでシェアさせて頂く。
( 以下「 週刊女性PRIME 」から引用 )↓
ここで( 豊田議員の )母親が現れ
苛立った様子で割り込んできた。「 マスコミは相手にしませんので! 」
続けて激しい口調で「もう、いいから早く家に入んな!」
と夫にまくしたてると、こちらの取材には答えてくれなかった。
所作や話し方が豊田議員と、そっくりだ。「 あの家は父親が東大、母親が東京外語大出で、
娘3人も高学歴。長女は医者、三女は弁護士だから、
次女の豊田議員も東大卒とはいえ、四方八方から
プレッシャーを感じながら育ったんでしょうね 」
( 引用ココまで )↑
親子の血は争えないと言うが、豊田議員の母親も
似たような性格の持ち主だった、ご様子。
エリート家系に生まれ育った才媛の行く末が
世間を騒がせた上での傷害容疑では、
これまでの努力は一体、何だったのか。
この段階で不肖この私めが個人的に感じている事は
「 愛情を受けて育った様には見えない 」
という印象しか無い。[ toyota-mayuko ]
次章では、社会心理学的な観点も交えて
深く考察していく所存。
人が情緒的に成熟する意味とは
報道に拠れば、ちょっとしたミスでも激昂する
豊田議員が怒り狂いながら罵声を浴びせる
音声の内容は「 元秘書が運転する車が道を間違えた事 」
を糾弾するものが殆どだ。↓
6月20日の音声では秘書のミスを激しく糾弾。
「 どこかを調べんのが手前の仕事だろうが! 」
「 しかも教えてやったのにさ、違うよ、と! 」
「 教えてやったんだよねぇ、私ねぇ? 」
「 それを何?豊田真由子様に向かって、
お前は違うと言うわけ?私に! 」
「 自分は正しいと?豊田の、やってることは
間違ってると!?俺の、やってるのは
こうだと!! 」
「 ここだよねぇ?!入るんだよねぇ?!! 」
「 あっちの路から入れますか?ここに?! 」
「 こっちだろうがよぉ!どう見ても!! 」
「 どこに入り口が有んだよ?この団地の裏側にさぁ! 」
「 団地と体育館の間に入口が有んのか?ボケッ!! 」
翌21日の音声も公開されている。
「 裏なんだよ、こっちは!お前はよぅ!! 」
「 さっき言っただろう?さっき!! 」
「 違うって言ったら違う方、行きゃ良いだろう?! 」
「 あたしが違うって言ったら違うんだよ!! 」
「 裏から入れねぇんだよ!
さっきの体育館と一緒だよ!! 」
「 建物にはなぁ裏が有んだよ、
裏口から入れねーんだよ! 」
「 人が表は、こっちだって教えてるのに
裏に行って、お前ふざけんなよ?
この野郎!! 」
上の箇条書きは週刊新潮がスクープした
録音テープの一部では有るが、元政策秘書が
運転する車に豊田議員が乗って埼玉県内の
市民センターに向かう時に、約50メートルほど
遠回りした事に逆上したとされる、
車内での音声を抜萃させて頂いた。
元政策秘書の男性が有能かどうかは、
ともかく豊田議員が大声で怒鳴り散らす
録音コンテンツ( 情報の中身 )には、
「 完璧な最短ルートで一発で現地に到着する運転じゃないと許さない 」
とする豊田議員の道順に対する
異常なまでの執着ぶりが伺える。
つまり、秘書に対して「 一点の小さなミスも許さない 」
とする完璧主義な心の姿勢が根底に有ろう。
上記の黄色の太文字の部分は豊田議員の
深層心理に関わる極めて重要なマインドだ。
手前みそで恐縮だが、不肖この私めが
別ブログで豊田真由子氏の会見動画の一部始終を
記事に認めた引用文を抜粋して以下に共有したい。↓
( 以下「 豊田真由子氏の9月の謝罪会見動画 」から引用 )↓
「 あの、なんでもちゃんと凄い頑張らないと
自分は、ここに居ちゃいけないっていう思いを
ちっちゃい頃からずっと思っていて… 」
( 引用ココまで )↑
つまり、豊田真由子議員は「 幼少のころから
自分自身が完璧で有ることを周囲から求められ、
その潜在意識下にあるマインドが他人にも
投射され、ミスを連発する不完全な人間を許さない。」
という精神状態に陥っているのでは、なかろうか。
ここで私めが個人的に私淑する社会心理学者の
「 加藤諦三 」先生【 79:元早稲田大学教授 】の
著書から抜粋させて頂く。
( 以下「 自分に気づく心理学 」から引用 )↓
どっちの道を通っても5分も違わない。
そんな時「 こっちの路を通らなかった 」
からと言って大人が怒るのは、おかしい。ただ子供ならそんな時自分が通ろうとした
道でなければ嫌だと怒り出す。
そして「 プーッ 」とふくれて怒り出す。
ごねだす、すねる。時には親でも手に負えなくなる。ところが大人だって、そんな小さなことで
自分の期待していたことと違えば心の底で
子供と同じように怒っていることが多い。情緒的に成熟した大人なら別である。
( 引用ココまで )↑
ラジオ「 テレフォン人生相談 」の
現役パーソナリティも務めていらっしゃる
加藤先生は幼い頃に近しい人間から十分な愛情を
受けずに育った人間は、大人になってからも
「 幼児的一体感 」が残り、情緒的に未成熟な
キャラクターが形成されるのだという。
懸命に努力して人々が羨むような
エリート街道を歩むことと、真の人間的な資質とは
全くの別物だという典型的な例だと感じた。
国会議員としての豊田氏は極めて真面目で
仕事熱心だったらしく、やる時には徹夜をしてでも
やり遂げる強固なマインドの持ち主だったという。
だが、街頭インタビューを受けた年配の男性は
豊田議員の印象を「 最高位の学歴を持っていても
人間としての資質に欠けているね 」と
厳し目なコメントされていた。
豊田氏から何度か謝罪は有ったものの、
誰かに言わされている様な印象を受けたと言い、
元政策秘書の方は今は金銭的な和解にも応じる気は
一切ないと仰っている。
ちなみに豊田真由子事務所での政策秘書は
4年半で実に100人以上もの人間が
入れ替わっているのだという。
国土交通省に、お勤めの夫とは別居
渦中の豊田真由子議員は、国交省に勤める
キャリア官僚の夫との間に小学生の、
お子さんが2人いらっしゃるという。
外の世界で、これだけの騒動を巻き起こしている
方なので、家庭の中ではどうなのか?と
思ってしまう所なのだが言わずもがな、
という状況であった様だ。↓
( 以下「 NEWSポストセブン 」から引用 )↓
国交省で働く夫に対しても口汚く罵るようで
最初は、じっと耐えていた彼も
小学生の2人の子供のために
“これ以上こんな母親の姿を見せられない”
と家を出て、今は別居状態。
( 引用ココまで )↑
逆に考えれば、もし結婚生活が円満に送れる
良妻で有ったとしたなら、今回のような
傷害容疑などの揉め事も、起こすわけが
無かったに違いない。
安倍政権が逆風から暴風雨へと変わった
豊田真由子議員が、元政策秘書の
仕事上のミスに対して罵声を浴びせ、
手を挙げる行為の音声が暴露される前は、
自民党所属の衆議院議員で内閣府・文部・復興
などの政務官を歴任したホープで
将来を有望視されていた。
これが今回の政策秘書のミスを罵倒する
音声録音の公開騒動で自民党を離党して入院し、
挙げ句の果てには警察に傷害容疑まで掛けられる
破目に、なったのは自らの身から出た錆で、
自業自得以外の何物でもない結果だ。
さらに離党届を出したものの、
報道されたのが東京都議会議員選挙の投開票日の
前だったことも有り、稲田防衛大臣の失言問題や
加計学園問題などのスキャンダルに併せて
自民党政権を失墜させる原因の1つに、
なってしまったのは周知の事実。↓
結果、都議選2017で自民党は
歴史的な大惨敗を喫し、都民ファーストの会に
大きく議席を奪われてしまったのは、
あなたも御承知の通りである。
この時に、とある自民党幹部は
「 逆風が暴風雨に変わったよ 」と嘆いたという。
この方の国会での質疑応答を見ていると、
二面性を感じさせると言うか
今回のような凶暴な本性を全く見せないので、
相当無理して「 良い人 」を演じて来たんだなぁ~
と言うのが、いみじくも感じられてしまった次第。
豊田真由子衆議院議員の、これからは先は
今回の豊田議員の一連の報道の中で、
元政策秘書の男性がメディアのインタビューに
応じていらっしゃったが「 和解案には一切応じない 」
と語られているので、かなり
ご立腹されているのは間違いない。
いかに仕事上のミスが有ったにせよ
あそこまで自分の人格を否定された上に
手を挙げられて怪我まで負わせられたとあれば
そう簡単に許せるわけもないだろう。
私ごとだが昨日の深夜、スーパーに買い出しに行った時
レジで年配の男性客が接客していた店員に
大声で怒鳴りつけていた。
詳しい事情は知らないが計算ミスを、
したとかで、かなりの長時間
平謝りの店員に怒鳴り続けていた。
さすがに手までは上げてはいなかったが、
豊田議員のニュースを見て影響されたのであろうか。
豊田議員も、深夜のスーパーに居た
年配の男性客も共通する点は他人のミスに当て込んで
「 弱い者いじめ 」をしていた、という点だ。
傷害容疑で捜査に着手している埼玉県警だが、
今後の展開で逮捕されるかどうかは
当局の判断に委ねられるが、証拠として
録音した音声のみでなく「 顔面打撲 」などの
医師の診断書も添えて提出しているので、
彼女の分は相当、悪い。
女子御三家と呼ばれる名門の中高から
東大法学部を出て当時の厚生省に入省後、
ハーバード大学にも留学経験を併せ持ち、
国会議員となった典型的な「 人生の勝ち組 」
路線を歩んできた豊田議員の、これから先は
暗雲が立ち込めていると言っても過言ではない。
豊田真由子衆議院議員の座右の銘
そんな彼女の座右の銘は「 艱難汝を玉にす 」
で、あるという。
ざっくり説明させて頂くと、
「 困難や苦しいことを乗り越えた時に、
初めて立派な人間に成長することが出来る 」
という意味だが深層心理学的には、
これは当てはまらない様に思う。
つまり「 困難や辛い経験 」が
幼少期に周りに居た重要な人たちから
十分な愛情を注がれなかった事だとしたら
情緒的に成熟した立派な大人には
成長できない様に神様は人間を作られた
ようで、あるからだ。
一度、形つくられた人間の性格は
そう簡単には変わらない。
警察へ被害届を出した元政策秘書の男性に、
豊田氏から何度か謝罪が有ったと言うが
ゴメンで済んだら警察は、いらないよ
とは正に、この事。
いかに元秘書の仕事上のミスが
連発して頭に血が上ったとは言え、
罵詈雑言の挙句に手を上げても良い
理由には、ならない。
自分自身が完全であろうとするあまり、
他人のミスも認めない生真面目な性格の
豊田議員の長所は仕事に打ち込む真摯な姿勢
そのものであり、国会の予算委員会の最中に
居眠りやテトリス・ゲームを、やっている某議員に
比べたら何倍も評価されて然るべきで有るのだ、が?
国民の血税から高額な給料が支払われる
国会議員なのだから政務に精励するのは
当たり前の大前提の上で言わせて頂くと
「 強迫的なまでの生真面目さ 」は、
やはり豊田真由子議員が小さな頃から
期待され続けてきた完全主義の呪縛が大きく
関わっている様な気がして、ならない。
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