「 騒動の原因が女性問題で有ることは間違いないが、具体的な内容は次回の会見で明らかにしたい 」
4月17日の今日の午後1時から新潟県中央区の新潟県庁内にて騒動の渦中にある米山隆一知事【 50 】が記者会見を行なった。
【 当記事ページの目次 】
19日発売の週刊誌報道の女性問題に関して
会見の内容は勿論、週刊文春が19日に発売を予定していると報じられている記事の「 女性問題 」に焦点が当てられた。
米山知事は「 週刊誌の取材は受けました、このようなことが有りましたか?と聞かれました 」と週刊誌側からの取材があった事が事実であることを認めた。
女性問題に関して「 ニュアンスだと私自身はそういうつもりは無かったが、でも非がある可能性を指摘されれば、知らなかったわけじゃないから責められる余地は有ると思います 」
また、週刊誌からの取材を受けた日時の質問に関しても「 日曜日の午後3時頃2人来られ、1人はテレビカメラを持っておられた 」と言及。
「 取材を受けた時に報道の内容も知らされていると思いますが? 」との記者の質問に関しては…
「 ゲラ( 原稿 )中身は見ていない。報道に関しては( 週刊誌を )見た上で、お話したい 」と返した米山知事。
さらには、19日の木曜日に発売が予定されている週刊誌の内容に関しても違法性は無かったのか?という報道陣からの鋭い追及が為された。
米山知事は「 自分の中では、そういうつもりはなかった 」としならがも「 違法性はないつもりで、おつきあいしていたがそう( 問題に発展する )であると相手方が取る余地は有ると言うことは知っていた 」と語った。
また、「 相手方とは対応のしようがない。そのあと何かしなければ、ならないことだとは思ってはいない 」とも述べた。
会見場の報道陣の中から「( 相手方の女性に )お金を渡したという事に関しては? 」との質問には次の様に述べた。
「 次の会見で、きちっと説明させて頂きたいと思っています 」
また、相手方の女性に関しても「 相手の女性は一時期には1人だった事も有る方で
未成年では無い。時期がずれたが、それなりの期間を一緒に過ごした 」と語った。
辞任の意思を固めた訳では無いと言及
また、会見では米山隆一知事の進退問題に関しても、質問が飛んだ。
てっきり、新潟県知事を辞める辞意を固めたのか?と思いきや「 まだ結論は出ていません。辞任しない可能性も有るという事ですね 」と話した。
進退については「 きちっと考えて行きたいと思っています、意思決定をしたあとの記者会見でまた話します 」としながらも、知事職の公務は行わないが、考える時間は欲しいとも発言された。
2~3日間わがままでも考える時間を貰いたい
僕のバク宙動画です。賛否両論があるのは承知していますし、すごくやりたい訳では全くないのですが(誤解ないようにお願いします-笑)、一応トレードマークですし景気づけの効果も侮れないので、「(勝負を)ひっくり返すぞ!」という事でやりました。全然練習ができない中で、まあ上出来でした(笑) pic.twitter.com/HdSJkxysYd
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) October 11, 2016
つまり、新潟県知事を辞める意思は
今現在は無いが、次の会見までに考えておくと
語った米山隆一知事。
では、その間、新潟県知事としての公務を
行うのか?と言えば2日~3日間は、ゆっくり
考える時間を貰いたいのだという。
「 決断は、きちっとします。整理をする時間は
少しだけ貰っても良いのかなと思っています 」
記者から「 県政の空転が続く事に対して、
どうお考えですか? 」との質問に関しては以下の様に返答。
「 武士の情けで許して下さいと言うしか無いです。
それぞれの部署で職員が、しっかり仕事を、していただいているので 」
「 2~3日時間をほしいというのは私の、
わがままかも知れませんね 」
その一方で「 知事を、やりたいという気持ちは
持っていますが乖離( かいり )していったら
考えなければならない 」とも語った。
しかし、本日の記者会見が終わったら、
そのまま知事の公邸に帰るのだという。
「 会見後は公務に復帰しない。私が戻っても混乱するだけなので
今日はこのまま公邸に帰らせて頂く 」と言及。
知事空位の責任は感じているとしながらも
米山知事は今、新潟県庁にはいない。
柏崎刈羽原発問題に関して涙を流した知事
米山隆一知事の一番の政治カラーと言えば
柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に対して
慎重な姿勢を貫いて来たことだろう。
柏崎刈羽原発問題も含めた自身の新潟県政の
仕事に関して語る時に涙を見せた。
「 判断基準は県に取って何が最善かと
言うことになっています 」
「 知事が好きなタイプではなく仕事を全うしたい 」
「 嫌な言い方かも知れないがいろんな人の力を借りて
良いものが出来てきたという自負があるんですよ 」
「 ここ1年半で少しずつ芽を出してきたものに対して、
それを作らずに終わるのかっていうのがね…
それに対して時間が欲しい 」
「 原発の問題に関しては皆が向き合う、
全体像を見極めて話し合っていくという
方向性が欠けていた 」
「 どっちかどっちかのスタンスでの言い合いだった 」
「 客観的な全体像を出して民主主義的な
プロセスを出して一定の解決をしていこう 」
「 現在と未来を含めた解決をしていこう、
是非やってほしいし本当はそれをやるのが
僕の歴史的…( 涙を流す )…使命だと
思っていましたけどね 」
では、自身の不祥事で新潟県政の
混乱を招くことになった事に対して新潟県民には、
どの様に感じていらっしゃるのだろうか?
新潟県民に対して出した米山知事のコメント
騒動の渦中にある米山隆一知事は、今日も
公務をキャンセルしていると報じられている。
一連の不祥事に対して、記者からは
「 こういった事態を招く事じたいが
新潟県民の信頼を大きく損ねていますが 」
との質問がとんだ。
米山知事は「 後悔したら良いってもんでも無い、
自分のしたことなんだから 」と回答。
「 県知事ってのは太陽の様な存在で有るべきで、
それ自体が職責の一部を果たしてない、
きちんとしなければならない 」と述べた。
さらに、公務を2~3日休む事に付いても
「 県民の方にではなく、私自身が時間を頂きたい
ということ時間の消費を許して欲しいと言うこと 」
だと語った。
「 1秒が惜しいのが知事職なので本当に
申し訳無いという思い。県民に対しては
心底申し訳ないと心から謝りたいと思います。 」
以上が会見の主な内容だが、米山知事は
自身の後援会の方々にも相談し、ご迷惑を
かけているなと思っています、とコメントしている。
しかしながら結局、女性問題の核心に触れることは避け
真相は自身の口から語られる事は無かった。
「 金銭の授受 」がなにを意味しているのかは
分からないが、全ては19日発売の週刊文春
( 毎週木曜日発売 )が明らかにするのか?
ちなみに文春砲は大体、上記の様なスクープの場合
事前告知的に2つ有る公式ツイッターアカウントで、
週刊誌の発売日前にツイートするものなのだが、
今回は全くもって沈黙を守っている。
おそらくタイミングを見計らって今回の様な
場合は敢えて告知すらしない方が効果的だと
見込んだのだろう。
登坂アナがNHKから独立した絶妙のタイミングで
放つ文春砲といい、おそろしい頭脳集団である。
詳しい内容は週刊誌の記事を見ないと
分からないが、いずれにしても身から出たサビとは
まさに、今回の事を言うのであろうか?
マスメディアの報道で現職の知事が
辞めるかもしれないのだから、やっぱり
この国は4権分立だよなぁ…と思ったのだが。
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