トランプ大統領が支持される理由は何故なのか

president

オバマ政権に怒り失望した人々が支持か

 4年に1度のオリンピックの年に1年掛けて行われる2016年のアメリカ大統領選挙。( united states presidential election )

相手の民主党候補の「 ヒラリー・ローダム・クリントン 」氏( HillaryRodhamClinton 69歳 )を制し、270人以上の選挙人に拠る得票数を獲得したことで実業家で共和党候補の「 ドナルド・ジョン・トランプ 」氏( DonaldJohnTrump 70歳 )が新たに、アメリカ合衆国の第45代大統領[ president ]に選ばれた。

トランプ氏の私から見た人物像は、非常に好戦的かつ血気盛んなタイプに映る。↓

http://takenori.info/blog/president-usa/

「 暴言王 」の異名も取るだけ有って
「 共和党を、ぶっ壊す 」との発言も物議を醸した。

そんな新トランプ大統領が支持された理由は
何処に、あるのだろうか?

アメリカ合衆国のTVチャンネル、BBC放送は
「 ドナルド・トランプ新大統領[ president ]の支持者は
主に年配者で低所得者層で学歴も低い白人が多い 」
としながらも、
「 今の格差が拡大し、生活が苦しくなった
民主党政治に対して不満が爆発した人々 」
から支持を集めた、と報じている。

また、「 偉大なアメリカを取り戻します 」
と言うトランプ[ president ]氏のメッセージも、
不当に下層市民的な扱いを受けていると感じている
白人労働階級の支持を集めた事が
得票数に反映されている

とも指摘されている。

今回の選挙では、黒人の8%しかトランプ氏を
支持していないとの報道も有る中で、
アフリカ系のアメリカ人からは一定の支持が有った様で
ヒスパニック系人種の票を獲得することが
勝利への鍵だと言われていた中での軍配である。

ざっくばらんに言えば、現在の停滞した経済状態を
懸念( けねん )したアメリカ国民の代表的な雄弁者が、
トランプ氏だったと言うのは間違いないだろう。

現状維持に大多数のアメリカの人々は反対したのである。

誰も予想していなかった結末に

 実は、選挙前の世論調査でも新トランプ大統領が、
この選挙を制するとは誰もが
予想していなかったのである。

オハイオ、フロリダ、ノースカロライナ洲でも勝利した
トランプ氏は、大統領選に勝利した後の記者会見で
「 ヒラリー・クリントン氏から敗北を認める電話を受けた 」
と発言した。

今回敗れたヒラリー・クリントン氏は弁護士で有りながらも
元ファーストレディー( ビル・クリントン元大統領の妻 )や
上院議員、国務長官なども歴任して来た経歴から、
ベテランの政治家である。

対する「 アメリカの不動産王 」の異名を取るほど
有名な実業家で、作家でも有るトランプ氏は
総資産40億ドル( 約5000億円 )以上の大富豪では有るが、
政治の世界で公職には就いたことがない。

いかにアメリカ国民が現在の民主党政権を見限った、
とは言えトランプ氏が今回の勝利を収めようなどとは
アメリカ国民も相手のヒラリー・クリントン氏も、そして
当のトランプ氏本人さえもが「 まさかっ!? 」
との驚きを隠せないに違いない。

トランプ氏の大統領就任は2017年の1月20日

 現段階では、次期の首席補佐官も決まっていない
との事だが当のトランプ次期大統領は意欲満々で
「 私は、すぐに仕事に取り掛かる 」
と記者会見場で公言している。

副大統領は既に決まっており、インディアナ州の
マイク・ペンス知事( 57 )が就く。

ほかにも「 決して、みなさんを失望させません。
インフラなども再建させて行く 」と述べた。

 結果として現職の第44代大統領の
バラク・オバマ氏の政策は、残念ながら
今回の民主党政権の敗北に拠って、
いみじくもアメリカ国民からNO!を
突き詰められた形になってしまった。

ちなみにオバマ大統領は就任当時、
「 アメリカ合衆国で初の黒人の大統領 」だ、などと
マスメディアなどから、もてはやされていたが
今回もヒラリー・クリントン氏が選挙戦を制していれば、
「 アメリカ初の女性大統領 」の誕生だったのだが
残念ながら、そうはならなかった様である。

不安定さを嫌う日経市場も暴落している

 共和党候補のドナルド・トランプ氏が大統領選を勝利したことで、
日経市場がアメリカの政治に対する経済の
先行きの不安定感から激震が走り、
それが理由で株価が大幅に下落した。

投資家たちがリスクを回避する行動を取ったためで、
イギリスの欧州連合からの脱退が有った時の6月以来、
本年度2番めの下げ幅となった。

トランプ新大統領[ president ]の主な政策とは

 過激な発言の数々で知られる新トランプ大統領だが、
就任後のトランプ政権が実際に何をするのかは、
全く想像が付かないのだと言う。

その政策は支持されていくので有ろうか?

巷では、敵対する勢力からは大衆に迎合している
「 ポピュリズム 」であると揶揄される事が
多いらしいが、私の目から見るに
それに並行して非常に強硬な路線を
敷くのでは無いかと、個人的に危惧している。

その1つが新トランプ大統領は
「 ファシズム 」的な政策で政権運営を行うのでは
無いかと言うことだ。

ファシズムの語源はイタリアの旧ファシスト党の
政治活動から来ていて、労働者階級を国家権力で、
ねじ伏せる独裁主義の意だが、トランプ氏は
新自由主義に拠る経済格差が行き過ぎたから、
ファシズム的な手法で社会政策を、
やろうとしているのではないか、と言う懸念材料が有る。

まずは経済について、アメリカ国内総生産( GDP )の内
「 2%を国外に拠出する 」と公言しているらしいが、
他の国々の人たちが守っていない中で、
これは実行されるだろうと巷では囁かれている。

そんな中で不肖この私めが特に
強硬だなと感じる発言が幾つか有る。

例えば外交面でのモットーなども
「 決して孤立を目指すつもりもないが、
アメリカこそが第一だ 」とか、
「 全ての国々と仲良くやって行くが
決して付け込まれるスキを与えは、しない 」
などと主張している。

しかし、何と言っても新トランプ大統領の
政策でメインな強硬路線といえば、隣国メキシコからの
不法滞在者を締め出すために
「 間に“万里の長城”を築くべきだ 」と
発言した事では無かろうか?

メキシコからのみでなく、ラテン系などの1100万人に上る
不法移民の取り締まりに積極的な姿勢を示しており、
国外に追放すると公言している。

これらの政策は、まさにトランプ政権が誕生した後の
改革の本丸になるのでは?と個人的には見ている。

中南米などからの不法移民や、
シリア難民の受け入れにも反対している
新トランプ大統領は、アメリカ国内に居る
不法滞在者の子供に付与される
米国民の市民権も失くすべきだと主張した。

だが、新トランプ大統領の主張には
「 移民制度 」の言葉の選び方を
間違っているとの批判も有る。

トランプ氏の日本に対する外交政策は

 新トランプ大統領は日本では
支持されるので有ろうか?

あなたもやはり日本人としては、ここの影響が
一番、気になる所なのでは無かろうか?

選挙の得票数を集計している段階から、
インターネットでずっとBBC番組の生ライブ放送を
拝見していたが、この中では特に
「 これからは日本に対しては、この様に外交政策を取る 」
などと明確に言及はしていなかったが、
今後は何か新たな発言が出てくるのかも知れない。

ただし、2015年に行われた出馬会見では、
「 日本は100万台以上の日本車を( 米から見て )
輸入して来るが、逆にアメリカ製の車が
日本で走っているのを見たことが有るかい? 」と発言。

更には「 日本が何度も“円安”になるよう、意図的に
働きかけたせいで私のフレンドはアメリカ産の重機ではなく、
日本製のKOMATSUのトラクターを買ったんだよ 」とも。

これに関しては、ご本人自らが大統領になる事で
「 円高ドル安 」に切り替わる事が期待出来るので、
友人も自国の製品を買う事になるだろうから、
心配は払拭される筈だ。

この他にも「 日米安保条約 」の内容にも、ご不満が
お有りのようで先行きが不透明な感じが拭えない。

独裁政治にならないか、だけが心配だ

 個人的には、低所得の白人労働階級のアメリカ国民が
僅かな望みを託している結果が事実ならば、これは
これで素晴らしい事なのだと考えている。

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しかし、日本と違ってアメリカの場合、
共和党か民主党の2大政党のみなので、
もしそれぞれの候補が真逆の政党から出馬していたら、
結果も真逆のものになっていたのかも知れない。

そんなトランプ大統領が支持される理由はこれから明らかに、なっていくだろう。

コメント

  1. Erin より:

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  2. פרסום צימרים より:

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