2019年、平成31年4月1日に平成から移り変わる
新元号の「 令和 」が発表されたが、平成31年から
令和元年に切り替わる時期と時刻は、いつなのか?
【 本稿の記事ページの目次 】
新元号の令和元年に変わる日程と時間はいつ?
現在の天皇陛下は、今上天皇( 明仁:あきひと )
【 85 】で、2019年4月30日の午後11時59分59秒99に生前退位をされる、ご予定だ。
つまり、平成から新元号の「 令和 」に改元されるまでは
今上天皇陛下「 明仁 」として、ご執務される。
後継となる皇太子徳仁親王( 浩宮:ひろのみや )【 59 】が新天皇に即位する時刻は、2019年5月1日の午前0時なので、改元の時間も同じになる。
平成31年4月30日の火曜日の午後11時59分59秒から令和元年の5月1日の水曜日の午前0時0分が、新元号へ切り変わる日であり時間と時刻だ。
新元号の発表時間は平成31年4月1日のいつ?
平成31年から元年に移り変わる、新元号の文字の発表日である、2019年の4月1日はいつの時刻、時間に公開されるたのか?
政府も、新元号「 令和 」を4月1日に公開することは
発表しているが、具体的な時間が何時何分から
だとは、アナウンスしていなかった。
政府関係者は29日午前、新元号の発表時刻が
4月1日午前11時半めどになると明らかにした。安倍晋三首相が同日正午に談話を発表する見通しだ。
つまり新元号の発表時間は平成31年、2019年の
4月1日の月曜日の午前11時30分ごろに行われる
と、政府関係者が明かしたのだ。
ところが実際には、10分以上遅れて午前11時41分
ごろから、新元号の発表となった。
昭和から平成への新元号の発表時間はいつ?
では前回の、昭和から平成に変わる新元号の
発表時間は何時何分だったのか?
「 新しい元号は『 へいせい 』であります 」。
1989年1月7日、14時36分。
小渕恵三官房長官が記者会見室で、
「 平成 」と墨で書かれた生乾きの2文字を掲げた。
前回の新元号「 平成 」が発表された時刻は、
昭和64年の1月7日午後2時36分だった。
だから今回の新元号の発表時刻も、同じ時間なのかと
問われれば、そんなことは無いが一つの目安にはなる。
平成31年2019年4月1日に発表される時刻が
朝で有ることは99%無いだろう。
だからといって、「 平成おじさん 」こと小渕恵三元総理【 享年62 】が1989年に発表した時間と完全に同じ時刻とはならない。
新元号の発表までの協議時間はどれくらい?
新元号「 令和 」の発表が午前11時30分ごろに
なる理由は、2019年4月1日の当日の朝から
5段階の手続きを経て、決まるからである。↓
- 午前9時30分:菅官房長官が各界の有識者による元号に関する懇談会を開催
- 午前10時20分:安倍晋三首相が衆参両院の正副議長から意見を聴取
- 午前11時前から開始:総理大臣官邸で全閣僚会議で協議
- 午前11時15分から開始~25分に終了:臨時閣議で改元の政令を決定
- 天皇陛下が宮内庁の御所で政令の文書にご著名と押印
- 午前11時41分ごろ:菅義偉官房長官が新元号を発表
- 午前12時ごろ:安倍晋三首相が新元号の談話を発表
つまり、4月1日当日に菅義偉官房長官【 70 】や
安倍晋三首相【 64 】らが、全閣僚会議を開いて
競技するという少なくとも5段階のプロセスを
踏まなければ決まらないのである。
最初の1番目の「 有識者懇談会 」は、
午前9時30分から始まり、10時8分に終了した。
むろん、1日以前にも安倍首相が識者に
候補の選定を要請したり、菅官房長官が
数個の原案を選定するという作業がある。
では、4月1日発表の新元号発表の前の
上記の5段階の手続きの所要時間は、
どれ位かかるものなのだろうか?
全体で所要2時間程度を見込むが、
当日の国会日程に左右されるため、
具体的な時間は定まっていない。
つまり、2019年の4月1日に発表される予定の
新元号の手続きの所要時間は約2時間だ。
有識者の意見を聞く会議から菅長官が新しい元号を発表するまで2時間程度を想定していて、発表は昼ごろとなる方向です。
新元号の発表時刻は1日の11時半ごろだと
報じられているので、協議時間が2時間で計算が合う。
なお安倍首相の談話は、午前12時を予定している。
なお、実際の改元は2019年5月1日なので
4月中は「 平成31年 」となる。
大正から昭和への新元号の発表時間はいつ?
では次に現在の今上天皇の、お父様である
昭和天皇( 裕仁:ひろひと )【 享年62 】が
新天皇に即位したときの新元号「 発表時刻 」
は、何時だったのか?
実際に宮内省が同日午前11時頃に
発表した新元号は「 昭和 」であった
「 光文事件 」とは、昭和の新元号が
宮内省から発表されるまえに、東京日日新聞が
発表した「 新元号は光文 」との誤報である。
ちなみに東京日日新聞は、現在の毎日新聞だ。
いずれにしても、昭和の新元号が発表された時刻は
1926年( 大正15年 )12月25日の午前11時ごろだった。
昭和の元号が発表された時間が午前11時と早いのは
時代背景も有ったのだろう。
余談ながら、当時の新元号が昭和に決まったのは
事前にスクープされた光文という元号から、
急遽、昭和の差し替えらた説も有ることから、
今回も、一部メディアで報じられている、
「 永光 」が新元号になる可能性は限りなく
低いとみて間違いない。
コメント