天皇陛下の皇位継承を国の内外に示す最高の皇室儀礼である
「 即位礼正殿の儀 」が2019年10月22日の午後に、厳かに行われた。
参列した安倍昭恵夫人【 57 】のベルスリーブタイプの膝下まで見える
丈のワンピースが「 ドレスコード( 服装規定 )違反 」では?と話題に。
安倍昭恵夫人が違反でない即位礼のドレスコード
安倍昭恵夫人が、お召しになられているワンピースは「 ベルスリーブ型 」で
袖口にかけて釣り鐘( ベル )の様な形で広がっている袖のことをいう。
ファッションブランド名は不明だが問題視されているのは袖の部分ではなく、膝上までしかない
丈の長さで、フォーマルウェアとしてはドレスコード違反ではないか?との指摘が報じられている。
他の国賓の夫人は、ほぼ全員と言って良いくらいロングドレスであった。
11 参列者 男子 燕尾服、モーニングコート、紋付羽織袴又はこれらに相当するもの
女子 ロングドレス、デイドレス、白襟紋付又はこれらに相当するもの勲章着用
安倍昭恵夫人が宮中で催された即位礼の参列の際に着用された
ベルスリーブ型のワンピースはロングドレスではなく、デイドレスだ。
では、「 デイドレス 」とは具体的に何を指すのか?
アフタヌーン・ドレスよりも気軽な服装で、午餐、ティー・パーティ、コクテル・パーティなど広い範囲で着られます。
型、素材、色など自由で、裾丈は通常の長さです。
で、結論であるが、即位礼で安倍昭恵夫人の着ていた膝上の丈の
ベルスリーブ型の白いワンピースは、デイドレスなのでドレスコード違反ではない。
しかし、マスメディアが指摘するのは「 違反では無いが浮いている服装だった 」との声。
いかにも昭恵夫人らしい、若干ズレた選択だと言えば、それまでか。
安倍昭恵夫人の服装へのインターネットの反応は
では安倍昭恵夫人が、お召しになったワンピースへのネットの反応はどうか?
今日の昭恵夫人の白いワンピース,
評判が悪い…
私も,昼の生中継で車から降りて来た夫人の姿を見てビックリ👀
今日のワンピースは以前も真面目な式典で着ていた
その時は,安倍&昭恵支持者の皆さんからの評判がすこぶる良かった。
本人もここぞという時にお気に入りを着てしまった感じ…
📷10/11,2019 pic.twitter.com/0LBQOi7coc— Escargot 39 (@39Escargot) October 22, 2019
安倍昭恵夫人「即位礼正殿の儀」でのドレスに注目 白の膝丈…トレンドにも#ドレスコード #即位礼正殿の儀 #安倍昭恵 https://t.co/fSWHc4U6nD
— J-CASTニュース (@jcast_news) October 22, 2019
それにしても安倍昭恵のあの服装はなんだ。膝小僧でてたぞ。
— 金剛地武志 (@kongochi) October 22, 2019
デザイナー、スタイリスト等
助言して下さる方もいないのか⁈
アレならまだ和装の方が良かったと思うのだけど、トランプ訪日時の和服も…💦#安倍昭恵— そられみ (@vD4Cy2pwrx6204Y) October 22, 2019
#安倍昭恵
もう少し相応しい服装あったんじゃないかな??と思ってしまう💦💦— han yam (@chirori0209) October 22, 2019
安倍昭恵さんのおみ足は綺麗だけれども。ご着席の前列にて、お膝が出ておられるのは、国民の1人として恥ずかしい。
— demeco (@demecosan) October 22, 2019
なかなか手厳しい意見が圧倒的に多く、昭恵夫人の礼装を評価する反応は皆無であった。
決して、ミニスカートではないが「 周囲に助言する方は、いなかったの? 」とする意見が多い。
J-CASTニュースのツイッターの写真では、安倍晋三首相【 65 】と一緒に
車から降りてきた時点で昭恵夫人は、すでにバツが悪そうな表情をされているが
おそらく、服装に関することで総理から何か注意を受けていたのではないか?
などと勘ぐってしまうのであった。
昭恵夫人のファッションで忠臣蔵を思い出した件
安倍昭恵夫人が即位礼正殿の儀に参列された際に、お召しになった膝上丈の
服装の話題では、どうしても忠臣蔵( 史実では赤穂事件 )を連想してしまう。
2003年に放送されたテレ東バージョンの「 忠臣蔵〜決断の時 」の場面で、
今回の安倍昭恵夫人の浮いた礼装を彷彿とさせる場面があった。
創作ではあるが元禄14年3月14日( 1701年4月21日 )勅使3日目の
将軍家から聖旨・院旨に、お答えが有る幕府の行事で最も格式が高い
「 勅答の儀式 」の日の前に、浅野( 長矩 )内匠頭【 享年35 】は
吉良( 義央 )上野介【 享年62 】に対して、お伺いを立てる。
儀式の当日は「 長裃( なががみしも )を着用か、烏帽子大門か? 」と。
聞く相手を間違えているような気もするが、吉良上野介は
「 長裃じゃね? 」と答えるも、当日の正装は烏帽子大門だった。
この場面では、家臣たちが予備に持ってきていた烏帽子大門に
着替えて事なきを得るが、このあと「 松の廊下の刃傷沙汰 」に。
それはともかく今回の安倍昭恵夫人は、予備のロングドレスを
持ってきていれば、ここまでやいのやいの叩かれずに済んだのか。
良くも悪くも、この「 世間一般から若干、ズレた感覚 」こそが
安倍昭恵夫人の持ち味であり、また個性なのだなと個人的には納得しているのだが。
コメント