ラハール氏による2011年8月15日のWikimedia Commonsの投稿画像( URL:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Imperial_Processional_Car.jpg )CC表示-継承3.0
10月22日に行われた新天皇陛下の「 即位の礼 」で、同時に行われる予定だった「 祝賀御列の儀 」の祝賀パレードは、台風19号の影響による被害が出た被災地の復興・復旧対応を優先するとして11月10日に延期となった。
【 本稿の記事ページの目次 】
祝賀パレードの皇居宮殿から赤坂御所までのルート地図
では早速、2019年11月10日に行わる今上天皇徳仁( なるひと )様【 59 】の祝賀御列( しゅくがおんれつ )の儀のパレードのコース( C案 )を地図で。↓
祝賀パレードのコースは皇居宮殿【 東京都千代田区千代田1 】を出発し、赤坂御所【 東京都港区元赤坂2丁目1−8 】までの4.6キロだ。
徳仁天皇陛下の祝賀御列の儀パレードの道順コース一覧
では、徳仁さまと皇后( 旧姓/小和田 )雅子さま【 55 】がパレードする祝賀御列の儀の走行ルートの道順の一覧を以下に示す。↓
- 皇居宮殿長和殿/東京都千代田区千代田1−1
- 江戸城西の丸玄関門
- 正門石橋
- 二重橋前/県道301号内堀通り
- 祝田橋/国道20号
- 桜田門
- 国会正門前
- 憲政記念館前
- 平河町/国道246号青山通り
- 赤坂見附
- 青山一丁目/県道319号外苑東通り
- 権田原/県道414号四谷角筈線
- 赤坂御所/東京都港区元赤坂2丁目1−8
上の一覧が皇居の宮殿( 一番道路側が長和殿 )から
出発され、祝賀パレードのゴール地点の赤坂御所までの道順になる。
後ほど、ご説明させていただくが、実は令和元年の祝賀御列の儀の
走行ルートは、現在の上皇陛下明仁さま【 85 】が新天皇に即位された後の
平成2年の祝賀パレード( A案 )の道順と、一部しか違わない事が分かった。
延期された祝賀パレードの日程と開始時間はいつ?
2019年11月10日( 日曜日 )午後3時に皇居宮殿を出発し、
午後3時30分に赤坂御所に到着する日程となっている。
10日は祝日にならないが、どのみち日曜日なので休日だ。
つまり、祝賀御列の儀のパレードの所要時間は約30分である。
祝賀御礼の儀パレード用の御料車の車種はセンチュリー
10日の祝賀パレードに使われる天皇陛下が乗る車は「 御料車 」
( ごりょうしゃ )と呼ばれるが、トヨタのセンチュリーの特注オープンカーだ。
祝賀御列の儀で、天皇皇后両陛下が乗車するオープンカー。トヨタ自動車の高級車「 センチュリー 」の特注車だ。
トヨタが2018年に全面改良して市販した3代目センチュリーがベース車両で、
車体は全長5.34メートル、全幅1.93メートル。1990年11月の平成の時に使った英ロールスロイス製のコーニッシュⅢの
オープンカー( 全長5.27メートル、全幅1.86メートル )よりやや大きい。
特注車ながら、ベースとなっているのが3代目のセンチュリーだが
内閣府が8,000万円を上限とする価格で契約したという。
上皇陛下が即位パレードをした時の御料車は、イギリスの
ロールスロイス製コーニッシュⅢという車種だったとは!
上皇陛下明仁様の平成2年の祝賀パレードのコースとの違い
上の祝賀パレードのコースの「 A案 」のルートが、現在の上皇陛下明仁さまと
上皇后美智子さま【 85 】が、新天皇と新皇后に即位された時の道順となる。
平成2年( 1990年 )当時の祝賀御列の儀のルートと令和元年の
祝賀パレードのコースの違いは、「 憲政記念館前 」の丁字の信号を左に曲がるか、
それとも直進するかの違いだけである。
前回の祝賀パレードのルート( A案 )では、憲政記念館前を直進して
その先の「 三宅坂 」の信号を左折して青山通りの国道246号に入った。
その先から赤坂御所までの道順は、2019年のコースと全く同じだ。
そもそも「 祝賀御列の儀 」とは、新しく即位された天皇陛下が皇后陛下とともに
「 私達が新しい天皇ですよ! 」と広く国民に即位を披露して、祝福を受けられる儀式だ。
新たな天皇陛下と皇后陛下の即位を心から祝福したい。^^
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